amazonプライムで配信されているアニメ『雨と君と』の第1話を見た感想を書こうと思います。とある雨の日『藤』が出会った不思議な犬、『君』と出会う。これはなんてことない毎日に現れたちょっとおかしで不思議な生き物と暮らす“あともうちょっと”がほっこり尊い1人と1匹のたぶん、仲良しな二人暮らしのお話です。

第1話・・・「雨模様」 感想(ネタバレあり)
少し変わった犬?『君』との出会い
とある雨の日。小説家である『藤』は傘を持たず、雨に打たれながらずぶ濡れのまま家路を辿っていました。(傘は持っていたのですが、バス停で雨宿りしていたお婆さんに貸したようです)その途中段ボールに入った不思議な犬?『君』と出会います。最初観た時は狸かと勘違いしてました。いや見た目的にどう見ても狸だろうと思う程です。頭に葉っぱも乗せていますし。
「犬」が段ボールに貼られている「拾ってください」器用に紙をめくると、その下にはさらに「飼いやすい!」の文字が現れる。器用な子だなと思いました。更に気遣うように折りたたみ傘まで差しだして来て自分も濡れているのになんて気遣いのいい子なんだと思いました。彼女は何を思ったのか『君』を飼う事にして家に連れて帰ります。
犬『君』の不思議な行動
アニメを観ていると犬である『君』の珍しい行動を幾つか見れました。
①段ボールを畳む
『君』は入っていたダンボールを自分で畳みました。ガムテープを口で剥がしておりますし本当に器用な子だなと思いました。
②字を書く
『君』が万年筆で字を書くシーンがありました。犬?なのに文字を書くとか凄い器用!何だと思いました。(芸達者ともいう)しかも『ありがとう』と丁寧に書いたテロップを見せて『藤』お辞儀して返事をしました。
ご飯をあげた時も『おいC』と紙に書いていましたし、医者に診て貰った時も『犬です』と『やさしくして』とペロップ出して震えてたり(結局ぶっとい注射を食らわせられたみたいで真っ白になってました。)
男性にお腹を撫でて貰いたくてネコのフリをして男性に「君、猫じゃないよね?」と言われ即座に『ネコ』!と書いたテロップを見せたりしました。可愛い(因みに男性は冷静にツッコミを入れてました)
『藤』は『君』を犬と言っていたので男性は犬じゃないと否定しようとすると即座に『犬』と書かれたテロップを出したりなどしてとてもカワイイなあと思いました。
病院に行こう
拾った犬?なので病院で検査を受ける事にしました。その際『藤』が検査と予防注射をすると言いメチャメチャ震えてました。そりゃあ皆嫌いですよね。
獣医さんは初めて『君』と対面した時、メチャメチャ固まってました。そりゃあ犬でも猫でも見えない狸に見えるこの犬に固まり台の周りを周り台を叩き・・・・
『コアラちゃんかな~なんちゃって』
と冗談をほのめかすが『藤』は真顔で「捨て犬です」と言われ再び固まる。注射は嫌なのか『犬です』と『やさしくして』とペロップ出してお願いと強請りましたが結局、ぶっとい奴注射するのは確定しました。ドンマイ。そして暫くすると真っ白になった『君』が台の上で倒れてました。哀れ・・・・
特に異常は無かったという事で安心安心(獣医さん親指グッとしてました。)
そして帰る際、『すき、でも二度と来ない』というテロップを出しました。注射という怖い思いをしましたもんねでも予防は大事なんです。
ナデナデしてもらいたい
病院の帰り道、公園を歩いていると猫を撫でている男性の姿が・・・
すると『君』が飛び出し男性にお腹を撫でてもらいます。男性は真顔で
『君、猫じゃないよね?』
と尋ねて来ますがまた男性に撫でてもらいたいのか『君』は『ネコ』と書いたフリップを出してとても可愛いなと思いました。(男性は軽くツッコミを入れました。)
そこに『藤』が駆け寄って来て『君』は『犬です』と口にしてどう見ても犬じゃないと言おうとした時『犬』とテロップを出して『犬でもねえだろ?』と心の中でツッこまれます。
『藤』に「猫だけじゃなくて犬も好きなんですね」と言われ彼女の笑顔に一目惚れしたようです。
『君』の仕事?
『藤』の仕事は小説家です。疲れているので休んでいると『君』がテロップで「お仕事なにしてるの?」と聞いてきました。興味津々です。ですが逆に「君のお仕事は?」尋ねて来ました。
テロップで「葉っぱでお面」と書くと紙を千切り紙のお面をいくつか作ると『おもしろい?』と訪ねてクスッ笑いました。
紙でお面を作り被った姿、少し面白かったです。
一緒にお風呂(エロはありません)
『藤』が『君』お風呂場に連れて行き体を洗ってあげます。
シャワーで体を浴びていて大人しくしていました。お湯を怖がらずにいるなんて普通の犬や猫なら逃げるだろうしなんてお利口な犬?何だと思いました。
そして体を洗っていると羊みたいになりました。これもこれで面白い
シャワーでお泡を落とし乾かし『君』を洗い終えると今度は自分が入浴します。
『藤』が湯舟に浸かりながら小説を読んでいると『君』が風呂桶を持ってくるとお湯を入れて欲しいらしくお湯を入れて上げるとお湯に浸かる様に桶に入りました。どうやら自分も浸かりたかったようです。
「折角乾かしたのに」と落胆しましたが気持ち良さそうに浸かっている『君』を見て微笑んでました。
ふと『藤』はお風呂の明かりを消してタオルを『君』に渡すと頭に乗っけて喜んでます。
そして窓を開けて雨の音を耳を澄ませて聞きます。橋、建物、川、何処でも雨が降り流れていきます。
「君は捨てられていたの?」
「じゃあ、何処から来たの」
「そういう私は何処から来たんだろうね」
ふと『藤』は『君』に尋ねそして今度は自分に対して自問自答しました。
「何処から来て何処へ行くのか永遠の命題ね」
これから先どうするのか?誰にも分からない永遠の課題という事ですね。
この作品を見る方法
amazonプライム会員に登録(30日間無料体験、月額プランの場合600円(税込)、年間プランの場合5,900円(税込))からの登録。
そして学生ならPrime Student (学生)(通常会員と同じサービス)に登録(6ヶ月間の無料体験、月額300円(税込)または年間2,950円(税込))
サブスクのdアニメストア for Prime Video(30日間無料体験、月額550円(税込))に登録すれば見る事が出来ます。
感想
雨の中で出会った『藤』と『君』。見た目的に犬っぽく見えませんが『君』の変わった行動。器用で面白くお利口で変わってるなと思いました。『君』の行動によって可愛かったり気遣いも上手で目が離せないなあと思いました。
この話では雨が降っていてます。雨のイメージは一般的に憂鬱や暗い気分になりますがこの雨は主人公達の不思議な感じさを引き立てていくなと思いました。
次の話で『藤』と『君』、そして周囲の人達との関わりでどのような事が起こるのか?楽しみです。
コメント